資産家の男性との面接は、お茶とスイーツをいただきながらでした。
私が緊張しないようにと、気遣ってくれました。
とても真面目な態度で、私が留学したいという夢を持っている話を聞いてくれました。
「フランスのどのあたりで、留学を考えているの?」
「パリか、リヨンにしたいと思っています」
「リヨンか、私も学生の頃に留学したことがある土地だよ。とても素晴らしいところでね、素晴らしい経験が出来たんだ。建築物も空気も、日本国内とは全く違うから、大きな刺激を得られたんだよ」
私が望んでいるフランス留学の経験者でした。
そのせいか、その面接は話がとても弾みました。

 

 ひとしきりお話をさせてもらった後、男性から言われました。
「すぐに資金援助というわけにはいかないから、しばらくデートをしてもらえないだろうか?このデートでは都度払いで2万円を支払うよ」
「はい、よろしくお願いします」
本決まりではないものの、仮契約のような形ではないか?と思いました。
私の本気の気持ちをわかってもらえたら、留学費用を出してもらえるかもしれません。

 

 Jメールでも、面接で手応えを感じることが出来ました。
商社の会社役員の45歳の方でした。
面接をして、留学したい話を真剣に話しました。
「僕も若い頃、アメリカに留学した経験があってね、それが今に役立っていると思うんだ。君にとっても素晴らしい経験になると思うよ」
にっこり笑ってくれました。
こちらの方とも、しばらくデートをする約束になりました。
デートでも都度払いでお小遣いをくれるとのこと。
このお小遣いもきっちり貯めて、自分の未来のために使おうと思いました。
2人の男性とのデートは、とても順調に進みました。
私の夢を叶えてくれる、お金くれる男性になってくれるかもしれない。
パトロンが欲しいと望んでいた私の期待は膨らむ一方でした。